和歌山県白浜町の熊崎訓自副町長は14日の町議会全員協議会で、ごみ焼却場の長寿命化工事について8日に地元・保呂区に協議を申し入れた経緯を説明。「協議が終わっている」などとした議会答弁の訂正など5項目について、町が早急に対応することを区と確認したことを明らかにした上で「(定例会の会期が)23日までなので、全力をあげてお願いにあがりたい」と述べた。
同工事の協議については水本雄三町長が、昨年12月の町議会で「2010年6月からの経過の中で終了している」と答弁していた。
熊崎副町長は「長寿命化工事の計画書が策定業務委託先から町に提出されたのが昨年12月で、これについて地元と協議が必要と思った」などと説明。町長にも確認し、協議を申し入れたと述べた。
その際、区から(1)昨年8月の覚書締結時に交わした補助基準の見直し・補助金要綱の策定に関する念書を提出する約束が果たされていない原因を明らかにする(2)議会答弁は訂正する必要がある(3)訂正した内容を広報などで周知徹底する―などと5項目にわたって要請があった。
長寿命化工事は町が12年度から3年かけて施設を更新・変更する計画で、12年度当初予算案に事業費3億8165円を計上している。
全員協議会で担当の生活環境課は「制御装置は交換部品がなくなり、綱渡りの状態。事業の先延ばしはできない」と説明。今後の取り組みについて熊崎副町長は「職員と一体となり課長を中心に対応していきたい」と述べた。
議員からは「提訴したままで協議は難しいのでは。取り下げる考えはないか」とか「16日から予算案の審議に入るが、協議に入れるのか」とかの質問があった。副町長は「提訴は個人の立場で行った。町と保呂区については公人の立場で対応したい」と述べた。
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